3月13日日曜日にヨーガ療法士のためのカウンセリング実習として、DVDによるスーパービジョンワークショップが行われました。スーパービジョンとは、熟練の先生から助言や指導を受けながら、事例検討を行うカウンセリングの練習方法です。
ヨーガ療法士であり、精神科で臨床心理士としてカウンセリングをされている鎌田穣先生が、全国でヨーガ療法士のカウンセリング指導をしています。今回は、大阪で先生がスーパービジョンを行った実習のDVDを見ながら、私たちも同じように実習を行いました。
今回、20人ほどのヨーガ療法士が集まり、熱心に実習をしました。
私たちは、ヨーガ療法士の資格取得後も、ずっとカウンセリングの練習をしています。まずは復習をかねて、手始めにペアになり、最近のよかった出来事、よくなかった出来事を相手に話し、それのどこがどのように良い/悪いのかを当てる=相手が何を言わんとしているのかを理解する、という実習をしました。
その後は3人一組になって、クライエント、カウンセラー、オブザーバー役にわかれて、交互に実習を繰り返しました。カウンセリングには技術と寄り添う心が必要であり、そしてそれは一朝一夕に身につくものではないと、改めて感じた1日でした。
【文責:認定ヨーガ療法士(札幌)種田 史洋】