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ワールドカフェの様子

2016年 10月22日土曜日 14時から 藤女子大学大聖堂にて、第17回日本統合医療学会 北海道支部会と認定セミナーの2日間が開催されました。

この日は10月にしては少し肌寒い1日でしたが、各地から参加者が集まり充実した学会でした。

一般発表では、北海道認定ヨーガ療法士会から3名の発表があり、
各テーマは

〇吉武 ゆり ハマナス音楽&看護療法研究会 
「ケアリングが拡げる多職種協同の可能性~実践現場からの一考察」

ハマナス音楽&看護研究 神経難病の方々の現場での参加者対するケアリングを行なった報告でした。

ケアリングとはお互いに人として尊重し合うこと。
ケアリングを意識することで、スタッフと参加者の皆さまが輪のように一体になり様々な相乗効果が得られ、自分自身も長年ハマナスの会のヨーガ療法士のスタッフとして関わっている経験からケアリングを意識、他職種の方々と協力することの必要性や重要性を実感しています。

実践現場において異業種との関わり、そして参加者の皆さまとの出会いの中で成長し、参加者の方々から 良い刺激を受け、お互いに尊重することの大事さを再確認することができました。

〇菅原 あゆみ 
「原発性アルデステロン症発症に伴い、自尊心が低下した方へのヨーガ療法実践報告」

アルデステロン発症と同時に自尊心の低下から不眠と自傷行為繰り返す実習者がヨーガ療法を実践し、感情をコントロールすることが可能になり心身共に健康を取り戻した症例報告でした。

〇大瀧 真美 
「第4回日本統合医療学会(IMJ)サマーセミナー 2016 in郡山」の内容と意義」

2016年統合医療学会サマーセミナーの様子についての報告です。震災後の現状や支援現状、そしてワールドカフェでの被災者の生の声やセラピストの現場からの体験談など、そこに行かなければ、体験することのできないセミナーであると感じました。

「災害時に統合医療で何ができるのか」のテーマから今の自分なら、そのような状態の時にどうするのか。いざという時に何がができるのか少し考える、良い機会を頂きました。

日々私たちがは何気なく生活をしていますが、日常どう過ごすか人によって違います。
何気ない日常の生活の中で人と関わり合うことで、自らの免疫力が高くなり健康でいられること。
健康な体と心があれば、そこから、どう生きていけば良いのかが見えてきます。
人とのつながりの大切さ、災害の時には尚更つながりが重要になってきます。
私自身まったく災害などの経験がありませんが、いざという時にどうしたらよいのか、これから私に何が出来るかをじっくりと時間をかけて考えていきたいと思います。

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一般演題の発表が終わりプログラム最後に今回、北海道初のワールドカフェが開催されました。

ワールドカフェとはゲストがリラックスしながら、オープンに語りあう場のことです。

今回参加の方は、 医師、看護師、薬剤師、鍼灸師、柔整師を始めヨーガ療法士やアロマセラピストなど、年齢も経験も違う様々な職種の方とそれぞれ、各小クループに分かれて 各3つのテーマについて話し合いました。

テーマは
① あなたが考える「北海道で必要とされている統合医療」とは
②他の人の話から気づいた「北海道に必要な統合医療とは」とは
③「身近な方々への健康の維持増進」のためには貴方は何ができますか
④振り返りと共有

気楽にグループの中でお互いに語りあう、リラックスした雰囲気の中、自由な意見を交換し合い数回グループをチェンジすることで、お互いの意見を理解して新たな気づきがありました。
聴くだけではなく自ら参加することで貴重な体験をすることができました。

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10月23日 2日目統合医療認定セミナー北海道地区セミナーに初めて参加しました。

「統合医療の知的展開とモデル構造」統合医療学会理事長 仁田新一先生
「統合医療おける鍼灸療法」 統合医療学会理事 川島朗先生
響の杜クリニック 西谷雅史先生
後藤カイロプラクティック 後藤博先生

後藤先生の症例検討の発表では、症例から各業種の解決策を提案し、白熱した意見からそれぞれの療法によって解決策が違い、とても参考になりました。

どの先生方も様々な代替医療を施し 患者さん、ひとり一人に焦点をあて、
その方本来生活の向上を目指し患者さん中心の医療や研究を目指していました。

安心で安全。未来の医療がより良くなるように。
生まれてから最後の時まで、どの方も満足する医療について。
統合医療に対する熱い思いに感銘し貴重な体験と有意義な2日間でした。

【文責:認定ヨーガ療法士(札幌)福士 淳子】

⇒日本統合医療学会北海道支部会のサイトでも、レポートが公開されています。