2月の事例検討会報告

2月24日(土)に「ヨーガ療法士の為の事例検討会」が札幌教育文化会館で開催されました。今回の参加者は8名で、事例発表者と鎌田先生のスーパーバイズでの検証を学びました。

先生の症例展開の解説を聞いていく中で「記憶」について改めて考える機会になりました。「記憶は今の意味付けによって変わるもの、今の捉え方が問題。今の捉え方がよければ懐かしい思い出になる」出来事は変えられないけど、そこに対する自分の価値観や考え方の物差しの違いで「○○な事もあったけど、あのことがあったからこそ今の自分がある」など、過去の記憶に対する意味づけが変化する体験は、ヨガを学んでいくと、とても多いです。

次に解説があったのが「自己肯定感を持てるようになりたい」というクライアントの発言について、その方の自己肯定感とはそもそもどういうものなのか?という問いかけでした。私は一瞬???わからなくなりましたが「自己肯定感」という単語一つをとっても、解釈が人それぞれ異なります。自分の解釈・クライアントの解釈をはっきりさせておくことも、課題を見つけていく事に欠かせない確認事項であることを再認識し、その都度、一つ一つ、丁寧に対応することの大切さを痛感しました。

最後に、私としては、この日のクライマックス「憧れている人からは学べるんですよ~」という鎌田先生のお言葉です。事例展開の中では「尊敬される親が一番ですよ」と、親子関係での先生のコメントでしたが、これはどんな状況でも言えることではないかと思いました。自分自身、今までを振り返ってみると、周りから尊敬されている人には、自分にないものがたくさんあって、あんなふうになれたらいいのに~と、憧れの対象に、近づきたくて、その時々で学んできたように思います。

憧れと目標を持ちながら、自己研鑽の日々を積み重ねていくことが、自身の人生を豊かにして人格向上に繋がること、そして、ヨガを通して出会う方が、自身の様々な事に気づいていく大事な瞬間に居合わせているという事に、一層自覚を持って、真摯に丁寧に向き合っていくことの大切さを、改めて考える時間になりました。

【文責:認定ヨーガ療法士(札幌) 矢野千晴】

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