3月の事例検討会報告

日本全国をネット配信で繋ぎ、臨床心理士の鎌田譲先生によるスーパーヴィジョンのもと毎月行われる「認定ヨーガ療法士のための事例検討会」が、3月17日18時より行われました。
札幌では、札幌市教育文化会館を会場として6名のヨーガ療法士が参加しました。

この事例検討会では、クライエントが抱える身体の症状や社会的な問題に対してどのような根拠により、どのようなヨーガ技法を行ったのかを検証していきます。机上で学んだ理論を基にセラピストとして実際にどのように対処していくのかを学ぶ貴重な機会となっています。

今回の症例で印象に残ったのは、セラピストが「クライエントの話を聞いただけで何もできずうまくいかなかった事例」とした考察に対して、鎌田先生は「クライエントの要求に応じることができた成功例」との見解で180度全く異なる見方だったということでした。

この差は何かと言うと、セラピスト側による<させたがる気持ち>なのでした。
そもそも、クライエントの体や心の状態は、その日、その時、様々なシチュエーションによって異なるもの。その変化する対象に、レッスン前からプランを立てること自体が本来の意味での見立てではなく、単なるセラピストの思い込みによるプログラムであって相手のニーズを満たすことはできない訳なのです。

ヨーガ療法ダルシャナ技術の初級で学んだ、<何が本当の目的なのか>という相手のニーズを聞くことが基本となる重要性を改めて学ぶ機会となりました。

次回の事例検討会は4月21日(土)18:00~20:30 札幌市教育文化会館で視聴予定です。

【文責:認定ヨーガ療法士(伊達)砂川圭子】

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