4月の事例検討会報告

日本全国をネット配信で繋ぎ、臨床心理士の鎌田譲先生によるスーパーヴィジョンのもと毎月行われる「認定ヨーガ療法士のための事例検討会」が、4月21日18時より行われました。札幌は、この時期には珍しく気温が21度と暖かい日でした。札幌市教育文化会館の会場で9名のヨーガ療法士が参加しました。

今回の事例検討会で学んだことは、攻撃は最大の防御であるといわれるように、怒りの裏に何を防御したがっているのかをヨーガ療法で客観視し、気づいていくこと。
不安を感じると怒りが出てきたり、相手を思い通りにしたい、支配したいなどの考えが怒りとなって現れる。怒りに転じて何を回避したいのかをみていく。

また、クライエントをアセスメントしていく際に、スートラの乱心の原因をみていくが、「二極の対立」とか「浄・不浄」「妄想」などの言葉を使い表現していた。クライエントはこの言葉の意味がよくわからないので、クライエントの現状に合わせた、わかる言葉で説明できるような書き方が大切であると鎌田先生から教わった。例えば、「二極の対立」では、理想と現実についてどうとらえているのか? こうあらねばならないという決めつけで苦しんでいる、などの表記である。

また、「人の言葉に傷つけられた」「私に謝ってほしい」と話すクライエントについて、これらは状況依存であり受け身の状態である。このような受動的なとらえ方では自分を変えることはできない。
自分にこだわりがあり、とらえ方によって「私が傷ついた」と能動的になれば自分は変わって行けることを学んだ。

また、記憶は時間と共に塗り替えられ自分のこだわりで変化していったこの事例を通して、ヨーガ療法士のダルシャナやクライエントの客観視により、気づきの展開は見事でした。
大変勉強になりました。

以上が私の学びです。事例提供者と発表者に感謝します。

【北海道認定ヨーガ療法士(札幌)小端 裕美】

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