〇日時:2019年7月28日(日)
〇場所:市民交流プラザ(札幌市)
〇ファシリテーター:中田愛子先生
〇参加人数:23名

1.これまでの復習と今回のポイントは…
〇周辺情報の共有(3~5分)
・主訴にまつわる情報を扱うため、関連性のない質問で相手を傷つけないことが大切。
・5原則:1軽やかに、2爽やかに、3丁寧に、4広く、5浅く。

〇絞り込み(1分)
・一つの主訴だけにロックオンしない。これかな、あれかな…、と探る。
・解釈投与「私の理解で合っていますか?」と確認する。

〇エピソードの共有+絞り込み(10分)
・日時を特定すればするほど、ビビットなやり取りができる。
・感情の確認では、喜怒哀楽や不安、焦り、イライラなどを確認する。
・思考と行為を確認することで、こだわりや執着がうっすらと見える。

〇今日の主な目的
・エピソード共有と絞り込みを集中的にじっくり取り組む。

2.中田ファシリのデモンストレーションをしっかり観察
・いまどの段階を進んでいるのかを意識して観察する。
・クライエントの関心事がいったい何のかを大切に扱う。
・その他の情報が出てきた場合は、関心事と比較して、どちらを優先するか探る。

3.ペアで楽しく練習!
・1ペア15分で練習。
・周辺情報の「広く」「浅く」が以外に難しい。→行きつ戻りつ、自覚して練習することが大事。
・絞り込みが上手くできると、エピソードに対して自信を持って聴くことができた。→初級では、絞り込みが最も重要かもしれない。
・エピソードの最後にこうだったら良かったという願望が出てくることがあった。→こだわりの理解に利用できる可能性もある。
・クライエントの話が止まらないとき?→失礼にならないように止めて、ひと区切りする。

4.ひたすら「まな板体験」
・午前2ペア、午後6ペアで体験する。
・周辺情報の拾い方についての多様なアイデアが、フロアからたくさん出される。
・各自、絞り込みをとても意識して深めていた。
・不安や心配などの抽象的な言葉の扱い方や自覚について、詳細な議論もなされた。
・思考を丁寧に扱うことの重要さ。本音や執着、こだわりに直結する。
・多角的な質問により、クライエントはいろいろな客観視ができることにもつながる。

5.報告者の感想
・毎回、同じ内容の繰り返し練習であっても、多様な学びが得られ、自身の課題が見つかっています。スポーツでも、基礎的な反復練習をどれだけ繰り返したかによって、応用である試合の成果が問われます。この反復練習により、自分の課題が明確化できるのだと思いました。
・参加者のレベルが確実に向上していることを感じました。初回は基本的な質問が多かったですが、3回目になるとダルシャナのポイントや核心になる詳細な質問がたくさん出ていました。
・「まな板体験」でも、堂々とセラピスト役を行っていました。
・中田さんのファシリに加え、佐高さんからもご助言もいただき、周辺情報の共有では、クライエントと相手役、仕事や遂行課題など、登場人物やタスクを整理し、それらの関係性やベクトルの向きを一つひとつ丁寧に確認していくことが大切と考えました。

中田さんのファシリのおかげで、毎回、貴重な学びをいただいています。次回もどうぞよろしくお願いいたします。

【報告:認定ヨーガ療法士(札幌)大友 秀治】