★日時:2019年9月22日(日)9:45~16:00
★会場:札幌市 市民交流プラザ
★ファシリテーター:中田愛子先生
★参加人数:17名

【練習内容】
〇練習後の守秘気味についての注意事項
〇ファシリテーター養成講座の内容とファシリテーター試験について
〇前回まで行った5ステップ①②③④の復習
① 周辺情報の共有
・無駄な周辺情報を広げ過ぎない
・焦点をあてすぎない
② エピソードに入る前の絞り込み
・軸を定める
・クライエントとセラピストが1:1ぐらいでのやりとり
・絞り込みはクライエントにしてもらう。セラピストの思い込みで絞りこみをしない。
③ エピソード
・日時特定をする。
・スクリーンを見るように共有。
・感情については「どんな風に感じましたか?」
・思考については「どんな風に考えましたか?
・行為を聞かせていただく「どうしたのですか?」
・理想像を聞いて解決像に向かうとエピソードからずれるのでここではやらない。
・クライエントとセラピストが8:2ぐらいでのやりとり。
④ 五臓説YTA

〇今回のテーマ [⑤インフォームドコンセント] について
・セラピストの思い込みで進めない
・クライエントの望みを叶えるようなキーワードを取り入れながら説明する。
・クライエントの理想が相手を変えたい等非現実的な時は、「それってできることですかね?」「〇〇さんは変わるのですかね?」と訊ねる。説教はしない。

〇中田ファシリテーターのデモンストレーションを観察

・5ステップの流れを意識しながら観察する。
・どんな言葉を使って質問をしているからを観察する。
・今回が初めての練習となるインフォームドコンセントの取り方を確認する。

<デモ後のシェアリング>
・体が大きく動くなど感情がのってるところに執着・こだわりがある。
・こだわりは現在抱いてる思い。今のこだわりが過去に焦点をあてているので、理知修正がかなうと吸い寄せる記憶が変わる。(内観)

〇実習練習
・ファシリテーター候補生がクライエントとなり、午前4ペア、午後4ペアで体験した。

<各デモ後のシェアリング>
・周辺情報が足りないとエピソードがぼやける。
・「がっかり」「苦しい」など出てきた感情や思考の対象が何かを明確にする必要がある。
・クライエントが使った言葉を使うこと
・エピソードが二つ出てきたときは、どちらのほうが関心が強いのか絞り込む。
・エピソードで感情や思考を聞かせていただくときに「他には?」と、2つ3つだしてもらう。最初に出てくるのは表面的な場合が多い。
・クライエント側でプライベートな出来事を開示できると、その後のセラピストとしての腕が上がる。

【中田ファシリテーターからの振り返り】
・5ステップの全体的な流れをつかめている
・前回まで意識して取り組んできたので時間管理も自覚してできている。
・五蔵説アセスメントに関しては若干ずれてる場合もあるが範囲内。
・リアルなお困りごとを共有できるようになった。
・場数を踏むことで腕が上がります。
・人は結果を出せなかったことよりも出さなかったことに後悔する。結果が出せないこともあるが、自己努力で自分の力を発揮できたならば後悔ではなく、次に繋げることができるということをお話しいただきました。

【練習会を終えての感想】
5月より始まった中田ファシリテーターをお迎えしてのダルシャナ練習会も5回目となり最終回という区切りの練習会でした。
北海道ファシリテーター養成講座が2週間後と迫り、会場に着くと会場内は緊張感が漂っていました。
実は、1週間前に行った自主練習会では前回まで扱ってきた、クライエント役のお困りごとがリアルなものになっているのかいうことについて佐高さんより取り上げられました。
改めてクライエント側になって考えてみた時に、一般のヨガ教室ではなくヨーガ療法教室を選んで相談したいことは何だろうと振り返ってみると、相応のお金を払って本気で解決したいほどの何かを望んでいらっしゃるということが予測できます。
そう考えた時に、今までの練習会では果たしてクライエント側にその認識があったかどうかを各々が問い直しました。
それをきっかけに、クライエント側に立ったときの意識が明らかに変わり、それに呼応するようにセラピスト側のプロ意識が高まったという経緯がありました。
この経緯から今回の会場内の緊張感や臨場感がいつも以上に高まっていたように感じました。
実際に、クライエント役がプライベートなお困りごとを開示すると参加者が堰を切ったかのように、クライエント役になったみなさんは本当に相談したいお困りごとを各自提示していただきました。
これによって何が起こったかというと、リアルなお困りごとなのでエピソードがぼやけることがほとんどなくなり、各ケースが終わるたびにセラピスト側の勇気づけとなりました。終わる頃にはみなさんの腕が上がったと感じました。

私自身の課題としては、レポートしかとっておらず、エピソードがとれていないというところがあります。エピソードがとれそうな内容に差し掛かった時に、私の脳裏で「周辺情報は十分か?」という言葉がよぎります。そこでエピソードに入る前の絞り込みを試みますが、そこで絞り込めずにまた広げてしまうというパターンに入っているようです。
また、クライエントの勇気づけとなる声がけも足りないように感じました。
五臓説アセスメントに関しては、クライエントとのダルシャナの最中に、理知に関するキーワードを抑えるも、レポートを聞かせていただいてるうちにそのキーワードを忘れてしまうということがありました。実際のクライエントとダルシャナをしている最中に、キーワードを忘れてしまってはダルシャナにならない訳です。気を引き締めて更なる修練を積む必要を感じました。
最後に、5回に渡り飛行機で会場まで足を運んで指導いただいた中田愛子さんには、わかりやすく説明をしていただきました。まだできないところや今後の課題、どのように修正できるかなどを明確にスーパーバイズしていただき、大変貴重な学びの時間となりました。どうもありがとうございました。
2週間後のファシリテーター養成講座に向けて気を引き締めて臨みたいと思います。

【報告:認定ヨーガ療法士(伊達)砂川圭子】