第6期YTIC 高野昌子です。11月10日(土)に行われた日本統合医療学会北海道支部学術大会での症例発表のご報告をさせていただきます。この度は貴重な機会を与えていただきありがとうございました。

アトピー性皮膚炎の痒みや痛みといった症状により幼少期より長年不眠症状に悩まされてきた女性に対して約5か月間のヨーガ療法実習を行った症例を発表させていただきました。ヨーガ療法における構造論としての五蔵説やヨーガ療法独自の半構造化面接の手引きを使用してのアセスメント、CCCとしては実習を重ねていく中で客観視力が向上し、認知の変容から行動変化が生じたこと、主訴が軽減したことなどを発表し、ヨーガ療法が単なる肉体における健康増進法にとどまらず、心理面や認知面、宗教性にも影響を与えてホリスティックな健康を実現していくものであるということをお伝えさせていただきました。

1回90分の実習の中での体操、呼吸、瞑想、ダルシャナの割合は?1度改善した主訴がまた悪化したことに対して考えられることは?といった質問が出て、参加者の皆さんが真剣に発表を聞いてくださっているのが伝わりありがたく思いました。私自身の反省点としては、ヨーガ療法と一般的なヨガの違いがわかるようにもう少し内容を具体的にお話しすればよかった点です。ヨーガ療法学会での発表ではないので、ヨーガ療法を知らない方にもわかりやすいようにヨーガ療法インストラクションをより細かくお伝えした方がよかったかなと発表を終えてから思いました。

また、参加さていただいた個人の感想としましては西洋医学の相補、代替療法として統合的に行われているそれぞれの専門家や医師の方々の取り組みや事例を拝聴させていただき、大変勉強になりました。統合医療のひとつとしてヨーガ療法がさらに認知されていくために今の自分ができることを考えたり反省したり、よいきっかけを得る機会ともなりました。

準備を進めて下さった実行委員、役員の皆様、ありがとうございました。

【報告:認定ヨーガ療法士(札幌)高野昌子】